モロッコの手編みかご~♪
どの国に行っても、その土地の植物で編んだえもいえない篭がある
この篭はモロッコの篭だが、フォルムといい、編み方にも、プリミティブなあじわいを覚え、店で扱った、これはその最後に残ったひとつ
あたらしく畳替えしたときの、青草っぽいにおい~
素材は、水草の一種であろうかと思える~
モロッコの川辺でか、オアシスの水辺でか~おそらくどちらかで育ったのでしょう~
我が家に持ち帰り窓辺に置くと
一瞬、我が家にモロッコの風がたったかの錯覚を覚えた
最初に、そばにあった頂き物の桃を入れ
井草に似たかおりと桃のかおりをたのしんだ
いいなぁ~編み始めの篭の底を見ると
蚊取り線香のように渦巻きながら立ち上がっている
おそらく縄か何かで成型し、その上を、布団針のようなもので、なぞるように編み上げていったのであろう
こちらは篭だと信じているが、もしかしたら
重い荷物を頭上にかざして運ぶときの台座のようなものかもしれない
試しに頭にかぶってみると、ファンキーな帽子のようにも思えてくる
うふふ~なんだろう~
取れたてのゴーヤを入れてみると、ますますいい~!
地図やモロッコの写真を見ると
モロッコには、雪を抱く山もあれば、その山々から海へと注ぐ川もたくさんある
どの川の流域で取れた水草だろうか
地図を眺めながら、モロッコを想う
紀元前のむかし、ベルベル人が住んでいたところに、東方からも、北方からも、時代時代に強い勢力が押し寄せ、さまざまな文化が混じり合って、いまのモロッコがあると聞く
モロッコの南には、あのパリ・ダカール間をを走破するラリーの舞台となるサハラ砂漠が控えている
モロッコで思い浮かべることといったら
映画、カサブランカとか、歌に聞くカスバの女、マラケシュの煙草売りだったか、そのくらいのことしか思いつかない~
未だいったことのない国、モロッコ!
ひとつの篭が我が家にやってきたのをきっかけに、もう少しモロッコのことを知りたくなった
本屋さんへ、走ろう(笑)
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コメント
こんばんは~
なんとも良い風合いのかごですねぇ
手作りの良さですね!
最近 モロッコが ひそかなブームとか
モロッコのグラスを買い求める女性が
増えているそうです
モロッコのグラスに 熱いお茶を入れて
飲むのだとか
お茶もモロッコ式らしいです
アラビアンナイトの世界でしょうか
なんだか エキゾチックで 日本人の
憧れとか郷愁をそそりますね
投稿: ゆめみる乙女でいたいな・・・ | 2011年8月 5日 (金) 00時05分
モロッコに行って買い物されたわけじゃないんですね~ てっきり・・・
竹のかごは日本や中国にはありますけど、水草ですか~ 葦みたいなやつかな~
フムフム~なかなかよかですね~
モロッコ、後ろは砂漠ですが、前に豊かな地中海があるから温暖な土地なんでしょうね。
たしか、ここは王政でしたよね。さまざまな民族が混じっているんでしょう。
島国の日本とは文化も風土も全然ちがうんでしょうね。
投稿: ワル猫です | 2011年8月 5日 (金) 07時44分
お邪魔します。
モロッコの網篭に、真っ赤に熟した桃
どこか懐かしい面影
私は、モロッコに行ったことはないのですが、なぜか似ている光景が脳裏にある。
それは、私の育った地方の子供のゆり篭(いづめこ)に妹が入っている姿に似ているからだと感じたからです。
遠い昔の出来事がモロッコの篭に入っている桃の姿をいずめこに入って寝ている妹の姿と連想、懐かしく思ったのかも知れません。
アトラス山脈やリーフ山脈から流れる伏流水がオアシスを作り水草をはぐくみ、この水草で編んだ篭、ずっしりとした網篭、遠く離れた日本で活躍する雄姿、勝手に壮大なロマンを想像しております。
投稿: 龍山 | 2011年8月 5日 (金) 16時24分
ゆめみる乙女さんへ
あちこちでモロッコの篭やグラス、焼き物などを見かけるようになりました
ちょっとしたブームなのでしょうか~
モロッコ式のお茶というと、中国茶にハーブとお砂糖を入れていただくぶんかしら~
エキゾチックというより、これはもう、クロスワールドな世界ですね~
世界は、どんどん縮まっているようですが、やっぱり、行ったことが無いと、仰るように憧れとか、空想の輪がひろがります~(笑)
投稿: マルコ | 2011年8月 5日 (金) 22時43分
ワル猫さんへ
じゃないのですョ~
からだがもうひとつあったら、行きたいのですが~(笑)
おそらく篭の素材は、葦の仲間かと思われます~
水草を干したにおいがいたしますョ~
そうそう、北側には地中海をのぞむ温暖な環境にあり、いい土地だと、ずいぶん狙われたようで、いろいろな文化が交錯しているようです~
仰るように王政の国家で、ヨーロッパからは、観光客がわんさかのようです~
投稿: マルコ | 2011年8月 5日 (金) 23時02分
龍山さんへ
そうでしたか、モロッコの篭が、山形地方のゆり篭を思わせたのですね~
中に入っている桃は、幼い妹さんを~♪
龍山さんの原風景であられるのでしょうか~
モロッコの篭は、使い始めてみると、いろいろなものを受け止めてくれます~
あったかいかんじのする篭です
あちらの方は、何をいれられるのでしょう~
モロッコまで旅することがありましたら、この篭のつかわれている現場に出会いたいものです~
空想って、たのしいですね!
いくらでも思いをふくらませられますもの(笑)
投稿: マルコ | 2011年8月 5日 (金) 23時17分
モロッコの篭、大きさが3種類あるようです。
これは、小Or中かな?
中でも手編みの手提げバッグが人気とか。
・・・・・
・・・・・あっ!
マルコさんのお店は、器でしたよね。
投稿: わいわい | 2011年8月 6日 (土) 16時01分
マルコさん こんにちは♪
ほんと 素敵な籠ですね~
モロッコ産なんですね。
私も 籠が好きで、一時かなり集めたことがあります^^;
置く場所もなくて 天井から吊していたくらい(笑)
細かく丁寧に編み込まれた籠ですね~
中の桃も美味しそうなんですけど・・・・(^_^;)食べたいわ。
ゴーヤーも上等にできていますね~
沖縄産のゴーヤーは 今年はもう駄目そうです(T_T)
投稿: mana | 2011年8月 7日 (日) 14時29分
わいわいさんへ
まぁ~良くご存知ですね~
確かに手つきのかごもありまして、もう随分前から紹介させていただいておりました!(笑)
この篭は、小ですョ~
世の中、狭いですね~(笑)
投稿: マルコ | 2011年8月 7日 (日) 16時05分
manaさんへ
コンピューターの不具合いでお返事が遅くなってしまいましたが、manaさんの方の台風、凄かったので心配しておりました!
とりあえず吹き飛ばされてはいらっしゃらなかったことが解り、ホッです!
篭は、楽しいですよね~
manaさんも相当コレクションなさったことがあるのですね~
天井からぶらさげて、ハーブなどを乾かされたのでしょうか~!?(笑)
はい~この桃は、とっても美味しくて~
ポ~ンと投げたら、そちらに届くといいのですが~(笑)
今度の台風のダメージ、泣けてくるほどなのですね~(あ~あ)
投稿: マルコ | 2011年8月 7日 (日) 16時15分