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2009年8月 9日 (日)

ちょっと麻織物のこと~~~

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近頃、自然素材のものをお求めになる方がふえています

今回は、藍染につづいて、麻織物のおはなしです~~~

麻は、木綿よりも、絹よりも、もちろん化学繊維よりも古く(笑)、古代からある織物です

縄文時代の遺跡からは麻の種子が、弥生時代の遺跡からは機で織られた麻布が発見されているようですョ!!

奈良時代には絹の登場があり、江戸初期には木綿が~~~それでも麻は今に残って、その清清しさに、多くの愛好家がぞっこんです~~~

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麻布は、水分の吸収性に富み、発散が早いうえ、その肌触りには、えもいえないシャリ感があるという、夏にはなんとも嬉しい特性を備えています

使うほどに柔らかく、肌になじむようになってきますし、唯一、難とされるシワも麻の楽しみと溜飲すれば取り立てて、気になることでもなくなります~~~

昔から、夏の着尺地として麻織物が珍重されたのもうなずけますね

今に伝わる手仕事の麻織物には、越後上布、薩摩上布、能登上布、八重山上布、近江上布などがあり、奈良晒、宇治晒などは、茶巾、布巾、のれんほか、さまざまな小物に姿を変え、この頃では、夏に限らずシーズンを通して用いられるようになってきています

ところで武家の裃(かみしも)は、麻で出来た物が正装だったそうですョ!!

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シャキッとした織り上がりが、裃にピッタリだったのでしょうね!!

絹でははんなりしてしまいますし、木綿では、絹織物の着物と不釣合いですし~~~(笑)

こちらは麻織物のブラウス・ジャケットですが、このほか、夏のお洒落着や~~~

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テーブルクロス、テーブル・ランナー、ランチョンマット、コースター、ハンカチーフや~~~

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ショールなども~~~はたまた~~~

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ハンドバックなどにも使われ~~~

ここのところのナチュラルハウスの提唱などから、麻混のカベ材も誕生しているとか~~~

この他、耐水性、強度などの特性を生かしたものには、帆布、テント、ホースなどがあり、化学繊維と混織して、シワになりにくい麻織物も出来てきています~~~

麻は、まだまだ底力がありそうな素材ですね!!♪

ちなみに、麻織物一反を織り上げるのに、背丈2Mほどにそだった大麻や苧麻は、畑スペース15~20坪分のものが必要なのだとか~~~

これを収穫して水にさらしたり、蒸したりして、たたき、裂き、紡いで(ざっとですが~~~)糸ができるわけですが、素材そのものの産地としては、岩手、福島、栃木、群馬、滋賀、沖縄、鹿児島などがあげられます~~~

近くに旅した時、一度、大麻や苧麻の畑を見たいものだと思います

写真は上から順に~~~麻織物の巾着、越後の麻織物の単衣、麻織物のブラウスジャケット、麻のテーブルランナー、麻のショール、麻のハンドバックです~~~

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