菜の花を黄瀬戸の器でーーー
春が来ると黄瀬戸を取り出して使いたくなってきます
しかも、真っ先に、菜の花のおひたしを何もいじらずに
シンプルに盛っていただきたくなります
今年も、そんな気分になって、黄瀬戸のお鉢に菜の花のおひたしを盛ります
おひたしに出来るお野菜は、この季節、他にもいろいろあるというのに
なぜ、菜の花なのでしょうねぇーーー
思うに小さい頃の春といえば、土筆摘みと菜の花という原風景が
影響しているのではないかとーーー
よく両親や姉、妹と、川の土手や里山ちかくに、土筆摘みに出かけたものです
そして、菜の花があったーーー
母は、おひたしにしてくれたーーー
身になじんでしまった慣習は、どこかで父や母を思い出す糸口にもなります
春を代表する器の黄瀬戸に菜の花のおひたしを盛ってーーー
ああ、春だなぁーーーと
この他、野のお野菜にはいろいろ美味しいものがあります
うるい、こごみ、うど、タラの芽、ふきのとう、土筆、せり、クレソンなど
今日は、市場で買った野のお野菜で
こごみの胡麻和え、うるいの芥子酢味噌和えも作ってみました
土筆摘みもずい分していないように思います
時間を見つけて、野へ、山へ、ですね!!
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コメント
なにせ老眼なので、小さい字は苦手です。
ヤキモノのことは何も知りません。黄瀬戸?
我家には無いかな? でもゲンサイなどが
トウ立ちはじめたので、菜の花はこれから
沢山食べられます。
投稿: よねまさ | 2008年3月12日 (水) 12時33分
大人の食卓です(^Q^)
憧れはするものの、やっぱり自分で作らないのは自分の中に子供っぽさがあるからでしょうか。
うちではせいぜい、菜の花のおひたしくらいですね。
うるい、初めて見ました!これ、市場に売っているんですか(@0@)
確か、ギボウシの若芽ですよね? ガーデニングの本に、マヨネーズをつけて食べたら美味しいよ♪なんて書いてあって、何を言っているんだか…と思っていました(笑)
あらら~柔らかくて美味しそうです!(コラコラ)
黄色い器に春の緑が映えて、本当に、食欲そそられますね(^^)
投稿: gerogero | 2008年3月12日 (水) 17時30分
色んな山菜を御存知で、いいな~!(^^)!
私は山菜をよく知らず、土筆とワラビ・セリ・フキノトウくらいかナ?
同じく、家族や親戚と摘んだ思い出がいっぱいです。
タラの木のありかは知ってるけど、いつも行くともうありません(^O^)
春の野山に出て、自分で色んな山菜を見つけられたら楽しいでしょうね♪
菜の花は、野菜作りを始めてから、野菜の菜の花の味に感激しています。
トウ立ちしてくれれば食べ放題!?
贅沢ですよね~!(^^)!
瀬戸の器にはご縁が無くて、初めてゆっくり見た気がします。
そんな暖かい色があるんですね。
春の土の色みたいです~♪
投稿: トマコ | 2008年3月12日 (水) 18時30分
よねまささんへ
黄瀬戸は、一般的にはあまり馴染みがないかもしれませんね!
それでも、よねまささんのところでは、これから菜の花がたくさん!?
いいですねぇーーー散らし寿司なんかも良さそうですーーー
投稿: マルコ | 2008年3月12日 (水) 21時15分
確かに見やすくなりましたね。
私も黄瀬戸・・・なんのことだか・・・佐賀のことさえあまり知らないのに・・・
焼き物も特に詳しい訳ではなく、佐賀の日となら誰でも知っている一般的な知識程度なら・・・
おひたしですね。春の土筆とか、ふきのとうとか・・・ぜんまい? その手はあまり食べたことないんです。
家に美味しい野菜あるのにと(子供時分です)、ま、当時は野菜もだいぶ好き嫌いありましたが・・・
最近お店に食事に行くと菜の花のおひたしよく出ますね。けっこういけます。
投稿: ワル猫です | 2008年3月12日 (水) 21時20分
gerogeroさんへ
そちらには育ち盛りのお嬢さんがいらっしゃいましたよね!
きつと山菜ばかりじゃブーイングガ出ちゃう(笑)ことでしょう
うるいとギボウシがちつともつながっていませんでしたがーーー今、調べたらGEROGEROさんのおっしゃるとおりでした!!
似ているなぁと思ったことは有りましたが、花ばかり楽しんでいましたーーー
これからは、庭のギボウシを食べちゃったりしてーーー
投稿: マルコ | 2008年3月12日 (水) 22時12分
トマコさんへ
トマコさんの畑へ行く途中や畑の周辺に
いろいろ山菜がありそうな気がしますかーーー
土筆、わらび、せりなどーーー
ふきのとうやふき、筍もあるでしょうーーー
たらの芽もたくさんありそうです!
いつも、そう思いつつ眺めていましたがーーー
私は里山の方へ出かけると、眼はいつも山菜を探しています(笑)
とうだちの菜の花が、食べ放題なんて、夢のまた夢です!
大根の花を見たくて、少しだけ大根を残しているくらいーーー
投稿: マルコ | 2008年3月12日 (水) 22時30分
ワル猫さんへ
黄瀬戸は、利休さんや古田織部の時代に
美濃や岐阜で焼かれた焼きもので、お茶人のあいだでは、春、真っ先に使われています
黄瀬戸をつくる作家さんが少ないからか、一般的ではないかもーーー
でも、そちらの唐津は良く知られていますョーーー
南の方ではあまり山菜を召し上がる習慣はないのでしょうかーーー
畑に、雪もなくて、お野菜がたくさん育っているからでしょうかーーー
そういえば、東北の方は、よく山菜を召し上がるようです
投稿: マルコ | 2008年3月12日 (水) 22時48分