唐津の陶芸家・藤ノ木土平さんを訪ねて
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九州の唐津ということから
窯へはなかなかおじゃまできず、久しぶりの訪問となりました
窯は、鯛やイカで有名な呼子から車で約30分位の山中にあり
ようやくたどり着いたのは、陽も沈みかける頃合い
ほんとにお久しぶりとなりました
土平さんは、よく土の人と言われます
土味たっぷりの器が、登り窯、穴窯を用いて焼成されます
とりわけ朝鮮唐津、斑唐津の評価はたかく、このほか
絵唐津,黒唐津、白唐津、三島、刷毛目、青唐津、焼き締めと
多種多様ーーーー
20代の頃、油絵を修行なさったことから
初期の焼き物は、どこか抽象画を想わせる趣きがありましたが
近頃の作品は、お茶を嗜むようになられたのも手伝ってか
こなれて扱いやすく
盛り込まれるものを受け止めて離さないという器に
なってきているように思われます
アッ、これなんか呼子のイカが合いそうですねーーー
鯛のお造りや野菜の炊き合わせにも良さそうーーー
どんどん使える範囲がひろがっているように思われます
唐津焼きっていいですねーーー
食べ物がとても映えますねーーー
暮れ行くお盆やすみの窯場に蝉の鳴き声が染みわたり
人の声は土平さんご夫妻と私どもの四人だけ
土平さんに誘われて、天地庵という侘びた茶室に足を運び
土平さんお手前のお茶を一服、ちょうだい致しました
ここに一人座して、お茶をたのしむことで
日頃の心のざわめきは静まるんですョ
と、おっしゃいます
人里はなれた山中で真摯に作陶に向かう
土平さんの姿勢が垣間見られます
作品をいただき、又伺いますねと暇乞いをし
帰路につく頃には、もうとっぷりと日は暮れていました
真っ暗な宿への山路で子牛と野うさぎに出会いました
本当は写真をたくさん撮らせて頂いたのですが
メモリーをロストしてしまいました
今回は土平さんの近作と唐津の名産品での
ページ構成となりました
お許しください。又の機会にきっと。










































